幸運の白トカゲ限定公開、岐阜・可児市で発見されたアルビノ幼体 アクア・トト

AI要約

東日本に広く生息しているヒガシニホントカゲの白い個体が、各務原市川島笠田町の世界淡水魚園水族館アクア・トトぎふで公開されている。

公開されたのはヒガシニホントカゲのアルビノ個体で、皮膚が白く、目が赤い特徴がある。

白い個体は非常に珍しく、通常の個体との違いも展示されている。

幸運の白トカゲ限定公開、岐阜・可児市で発見されたアルビノ幼体 アクア・トト

 東日本に広く生息しているヒガシニホントカゲの白い個体が、各務原市川島笠田町の世界淡水魚園水族館アクア・トトぎふで期間限定で公開されており、訪れた人は珍しい色のトカゲにくぎ付けになっている。9月8日まで。

 公開されたのは全長約8.5センチ、体重0.5グラムほどの幼体。本来は胴体が黒色と白色のしま模様で尾の部分が青色だが、黒色素が少ないか欠損しているアルビノ個体のため、皮膚が白く、目が赤いのが特徴という。

 同館によると、7月に可児市内で見つかり、同館に持ち込まれた。白い個体は自然界では目立ち、天敵に見つかりやすいため発見は非常に珍しいという。通常の個体も別のエリアで展示しており、色の違いを確認できる。

 生き物が好きだという児童(10)=石川県=は「学校でよく見るのは黒色なのに白色は初めて」と驚いた様子。同館の津々木匠さんは「身近な生き物でも、珍しい色の個体がいる。展示をきっかけに興味を持ってもらえたら」と話していた。