台風10号 東海地方(岐阜県)は線状降水帯の発生による大雨に警戒

AI要約

台風10号は2日に東海地方に接近し、大雨に警戒が必要。

県内では大雨災害の危険度が高まる可能性あり。

美濃地方や飛騨地方で大雨が予想されており、気象台は警戒を呼びかけ。

台風10号 東海地方(岐阜県)は線状降水帯の発生による大雨に警戒

  台風10号は、2日にかけて東海地方に接近する見込みで、引き続き大雨に対する警戒が必要です。

岐阜地方気象台によりますと、台風10号は、1日朝にかけて潮岬の南東をゆっくり東へ進み、その後、2日にかけて北上し、東海地方に接近する見込みです。

  県内では引き続き1日午前中にかけて、線状降水帯が発生して大雨災害の危険度が急激に高まる可能性があり、警戒が必要です。

  降り始め(26日13時)から、31日午後5時までの降水量は、大垣市上石津で390ミリ、揖斐川で335.5ミリ、関ヶ原で327.5ミリ、本巣市樽見で262.5ミリなどとなっていて、西濃地域での雨量が多くなっています。

  1日に予想される1時間降水量は、多いところで美濃地方50ミリ、飛騨地方40ミリ。1日の午後6時までに予想される24時間降水量は、美濃地方300ミリ、飛騨地方150ミリと見込まれています。

  線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに降水量が増える恐れがあるとして、気象台は、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒するよう呼びかけています。