台風10号 福岡県内で9人が重軽傷…風にあおられ転落も うきは市では県道沿いの斜面が崩れ通行止めに

AI要約

福岡県内で台風10号の影響により新たなけが人が確認され、9人がけがをしている状況です。

糸島市や大川市などで重傷のけが人が出ており、住宅や道路などにも被害が報告されています。

幸いなことに、うきは市の斜面崩壊では住宅被害やけが人はなかったとのことです。

台風10号 福岡県内で9人が重軽傷…風にあおられ転落も うきは市では県道沿いの斜面が崩れ通行止めに

台風10号の影響で、福岡県内では29日、新たなけが人が確認されました。

県の災害対策本部によりますと29日午後6時現在で県内では9人がけがをしています。

このうち糸島市では午前11時ごろ、60代の男性が強風にあおられて屋根から転落し、頭にけがをして病院に運ばれました。

意識はありますが重傷だということです。

大川市でも新たに重傷のけが人1人が確認されています。

また、行橋市では60代の女性と70代の男性がそれぞれ屋外で転倒して軽いけがをしたほか、福岡市で4人、直方市で1人が軽傷となっています。

このほか福岡市では住宅の一部破損が1件、直方市で道路の冠水が1件、築上町では橋の被害が1件確認されています。

一方、うきは市浮羽町では午後6時45分ごろ、県道沿いの斜面が幅数十メートルにわたって崩れているのが見つかりました。

警察は現場付近の県道を通行止めとしていますが、住宅が巻き込まれるなどの被害はなく、けが人もいないということです。