岐阜県の最低賃金は1001円に 現在より51円のアップ 岐阜労働局が決定 10月から適用

AI要約

岐阜県の最低賃金が950円から51円引き上げられ、1001円となることが決定された。

これは県内で初めて1000円を超える最低賃金であり、過去最大の引き上げ幅となる。

新たな最低賃金は10月1日から適用され、全体の28.4%の労働者に賃上げが必要とされている。

岐阜県の最低賃金は1001円に 現在より51円のアップ 岐阜労働局が決定 10月から適用

  岐阜県の最低賃金について、岐阜労働局は現在の時給950円から51円引き上げ、1001円とすることを正式に決定しました。

  最低賃金は、企業が労働者に最低限支払わなければならない賃金です。

  岐阜労働局長の諮問機関である岐阜地方最低賃金審議会は、現在より51円引き上げて1001円とすることを再答申していました。

  県の最低賃金が1000円を超えるのは初めてで、上げ幅の51円は最低賃金額が時間額表示となった2002年以降では過去最大となります。

  この日、岐阜合同庁舎で開かれた記者会見で、岐阜労働局の千葉登志雄局長は「事業主へ賃金引き上げに向けた助成金など支援策の活用を促すなどして支援したい」と話しました。

  新たな最低賃金は10月1日から適用され、県内で賃上げが必要な労働者は全体の28.4%にのぼると推計されています。