農耕作業車による交通死亡事故防止へ「バランスを崩しやすい乗り物」認識して注意を 作業は複数人で   

AI要約

8月に飯綱町で農耕作業車が転倒し運転手が死亡した事故を受け、29日に農耕作業車の交通事故を防ぐ啓発活動が行われました。

長野市の生産者向けに啓発活動が行われ、チラシ配布や交通事故防止を呼び掛けました。

県内で今年に入り5件の農作業死亡事故が起きており、警察は安全対策を呼び掛けています。

農耕作業車による交通死亡事故防止へ「バランスを崩しやすい乗り物」認識して注意を 作業は複数人で   

8月、上水内郡飯綱町の道路で農耕作業車が転倒して運転手が死亡した事故を受け29日朝、トラクターなど農耕作業車の交通事故を防ごうと啓発活動が行われました。

29日朝、長野市の「アグリながぬま」で行われた啓発活動。直売所に農作物を入荷する生産者らに向けチラシを配り農耕作業車の交通事故防止を呼び掛けました。

県内では今年に入り農作業による死亡事故が5件起きていて、8月20日には東御市の畑でトラクターが横転し86歳の男性が下敷きになり死亡しています。

長野中央署 交通第二課 茂木学課長

「バランスを崩しやすい場所を走っていることとバランスを崩しやすい乗り物ということを認識してシートベルトをしっかりしめてもらいたいと思います」

警察は作業は複数人で行い、安全を確認できるようにしてほしいとしています。