「頑張っているプレーをしっかり見せたい」パリパラリンピック いよいよ開幕 大舞台での活躍を静岡県勢が誓う

AI要約

パリパラリンピックに向けて静岡県出身の各選手の意気込みをまとめました。佐藤友祈選手は世界記録更新を目指し、若山英史選手はチーム競技での最高を追求。杉浦佳子選手は最年長記録更新を狙い、鈴木孝幸選手は10個目のメダルを目指しています。

パラリンピックの選手たちの熱い意気込みと誓いが伝わる中、それぞれのメダル獲得に向けての決意が感じられます。各選手は自身の競技において、世界に挑みます。

静岡県出身のパラリンピック選手たちのパリでの戦いへの想いが語られています。金メダル獲得や記録更新など、それぞれが課題に立ち向かう姿勢が示されています。

「頑張っているプレーをしっかり見せたい」パリパラリンピック いよいよ開幕 大舞台での活躍を静岡県勢が誓う

8月29日未明、パリパラリンピックが開会します。静岡県から世界へと羽ばたく県勢それぞれのパリへの誓いをまとめました。

まずは車いす陸上。藤枝市出身・佐藤友祈選手です。東京大会で2冠を達成するも、2023年の世界パラ陸上ではベルギーの選手に自身の世界記録を更新され2位。7年ぶりの敗北を喫しました。久しぶりに味わった悔しさと、新たな原動力が佐藤選手に加わりました。「世界最速のパパ」の称号をパリの舞台でつかみ取ります。

<佐藤友祈選手>

「世界新、そして金メダル取るぞと」

続いては車いすラグビー。パラ競技で唯一、車いす同士のぶつかり合いが認められています。

<若山英史選手>

「前出ろ、前出ろ、前出ろ!」

沼津市出身・若山英史選手です。リオ、東京と2大会連続で銅メダル。類まれな戦術眼で日本の守備を牽引します。

<若山英史選手>

Q.パリへの誓いは?

「最高です。パリで一番高い表彰台で最も高いという意味もあるし、チーム競技なので最高のチームを。僕もこの言葉が好きなので最高という言葉を選びました」

掛川市出身・杉浦佳子選手です。東京大会ではロードの2種目で頂点に。50歳での金メダル獲得は日本人最年長記録でした。現在53歳、パリではロード・トラックで全5種目にエントリーします。

<杉浦佳子選手>

「大口叩かせていただきます。最年長記録更新。パラレコードを出せば4年間は記録が、名前が残るので。買えない手土産を持って、また静岡に戻ってきたい」

水泳、浜松市出身・鈴木孝幸選手です。過去5大会で10個のメダルを獲得、自身6度目のパラリンピックの舞台に挑みます。

<鈴木孝幸選手>

「出るからにはしっかりとメダルを目指していきたいし、取るからには良い色のメダルを取りたいという気持ち」

沼津市出身・芹澤美希香選手も2大会連続出場です。

柔道、伊豆市出身の土屋美奈子選手は3度目の出場です。

<土屋美奈子選手>

「静岡県の皆さんの思いも背負い感謝の心を持ってパリに臨みたいと思っています」