【台風情報】28日が発達ピーク 29日に九州上陸の可能性 進路が日本海側か太平洋側かは29日に判明か

AI要約

台風10号が静岡県に接近し、雨の影響が激しい状況となっている。

台風の進路が不確実であり、日本海沿岸または太平洋側に進む可能性がある。

28日から31日にかけて雨と風に警戒が必要で、31日までの進路確認が重要である。

【台風情報】28日が発達ピーク 29日に九州上陸の可能性 進路が日本海側か太平洋側かは29日に判明か

台風10号は8月31日朝から昼前にかけて静岡県に最接近する見通しですが、進路はなかなか定まりません。今後の進路は雨の降り方などについて小塚恵理子 気象予報士が解説します。

小塚恵理子 気象予報士:

27日現在、台風10号はまだ静岡県内からは離れていますが、東海地方に雲がかかっていいます。

台風を回る南風と少し東から吹いてくる風が合流して雨雲の通り道ができています。

小塚恵理子 気象予報士:

レーダーで26日夜10時からの雨を振り返ります。

この頃から県内も雨が降り出し、南の海上から次々に活発な雨雲が流れ込みました。朝は湖西から浜松で非常に激しい雨、そして、午後も激しい雨が降ったりやんだりが続いている状況です。

小塚恵理子 気象予報士:

最新の台風10号の進路予想を天気図で見ていきます。

台風は非常に強い勢力となっています。28日が発達のピークで、29日に九州に上陸する可能性が高くなりました。

ただ、この先の予報円が大きく進路が不確実です。

31日から9月1日に掛けて予報円が重なるような形になっています。進路はさらに遅くなる可能性が出てきています。

台風はさらに複雑な動きをしており、予報が難しくなっています。

日本海沿岸を進む場合は予報円の先端が31日には遠ざかる形になりますが、陸の上や太平洋側の地域を進む場合は動きが遅く、31日は静岡よりもまだ西側にある可能性があります。

小塚恵理子 気象予報士:

今後の見通し、雨と風の予想です。

27日夜も雨が続きます。非常に激しい雨に警戒が必要です。

28日午後は小康状態が見えてきます。

この予想では台風が日本海側を進む予想ですが、29日から31日にかけて台風が日本海側を進んでも静岡県内は雨が強く降ることが予想されています。

台風が太平洋側を進めば、さらに雨が長引き風の影響も出てくるおそれがあります。

28日・29日は雨に警戒、その後の進路の確認も必要です。

台風の進路が太平洋側になるか、日本海側になるかは29日頃にならないとわからない状況で、雨が長引く可能性があるため31日に掛けて警戒が必要です。