直径550メートルの大輪フィナーレ 松山「風和里」で納涼花火祭り(愛媛)

AI要約

25日、松山市大浦の道の駅「風早の郷風和里」で納涼花火祭りが開催され、3千発の花火が夜空を彩り、観客を魅了した。

風和里は20周年記念のため、直径約550メートルの大輪を含む巨大な花火が打ち上げられた。

地元住民でつくる実行委員会が主催し、新型コロナウイルスの影響で一時中止されていた記念行事が再開された。

直径550メートルの大輪フィナーレ 松山「風和里」で納涼花火祭り(愛媛)

 松山市大浦の道の駅「風早の郷(さと)風和里(ふわり)」で25日、納涼花火祭りがあり、設立20周年を記念して直径約550メートルの大輪を咲かせる3尺玉(直径約90センチ、重さ180キロ)を含めた約3千発の花火が夜空を彩り、観客を魅了した。

 地元住民でつくる実行委員会が2005年から開催。風和里は23年に設立20周年を迎えたが、新型コロナウイルス感染拡大への懸念から記念行事を自粛していた。

 25日は午後5時ごろから浴衣姿のカップルや家族連れが大勢集まった。午後8時40分ごろから花火が打ち上がり、会場の観客は「すごい」などと興奮。最後に3尺玉の大輪が夜空に咲き誇ると拍手が沸き起こった。

 亀井政次実行委員長(59)は「子どもから大人まで笑顔で楽しむ様子を見るとやって良かったと思えた。夏の思い出の一つになったらうれしい」とほほ笑んだ。(藤村成悟)