受賞者「温故知新で精進」 りゅうぎん紅型展、県博で開幕 沖縄

AI要約

第33回りゅうぎん紅型デザイン展が開幕し、過去の受賞作品やコンテスト作品が展示されている。

受賞者に賞状が贈られ、大賞受賞者や優秀賞受賞者が喜びを語った。

展示会の詳細や受賞作品の特集が掲載される予定。

受賞者「温故知新で精進」 りゅうぎん紅型展、県博で開幕 沖縄

 第33回りゅうぎん紅型デザイン展(琉球銀行主催、琉球新報社共催、日本トランスオーシャン航空協賛)が20日、那覇市おもろまちの県立博物館・美術館で開幕した。第33回りゅうぎん紅型デザインコンテストの応募作品と過去の受賞作品90点を展示している。入場無料。25日まで。

 20日はオープニングセレモニーと表彰式が開かれ、受賞した8人に賞状が贈られた。一般枠の大賞に選ばれた会社員の平良紗矢野さん(33)=那覇市=は「沖縄の美しい景色を紅型で表現したいと何度も挑戦して、念願の大賞を受賞できた。温故知新の心を大切に精進したい」と喜んだ。

 20歳以下の学生が対象となる未来枠の優秀賞に輝いた首里高3年の福山遥深(はるみ)さん(17)は「沖縄らしい海をテーマに、全体的に動きが出るようにデザインや配色を考えた。技術や知識を蓄えて精進したい」と話した。

 展示会の時間は午前9時~午後6時(金・土曜は午後8時、最終日は午後5時まで)。本紙では、23日付紙面で受賞作品の特集を掲載する。

 (中村優希)