銅線目的か 太陽光発電所に窃盗目的で侵入した疑い カンボジア国籍の男逮捕
カンボジア国籍の男が太陽光発電所施設に窃盗目的で侵入しようとした事件が発生し、逮捕された。
男は共謀した仲間とともに銅線を盗もうとしたが、警報により逮捕を免れた。
県内で起きている銅線目的の窃盗事件について警察が調査を進めている。
今年7月、栗原市内の太陽光発電施設に窃盗目的で侵入したとして、カンボジア国籍の男が逮捕されました。
建造物侵入と窃盗未遂の疑いで逮捕されたのは、住居、職業不詳のカンボジア国籍の男(24)です。
警察によりますと男は、同じくカンボジア国籍の男5人と共謀し、今年7月17日午後8時頃、栗原市内の太陽光発電所施設に窃盗目的で侵入した疑いが持たれています。男らの侵入を感知した施設の防犯センサーが警報を発し、自動で110番通報しましたが、警察が駆けつけた時には、男らは現場から立ち去っていたということです。
警察の調べに対し男は、「その場所には行っていない」と容疑を否認しています。男らは、発電所施設内でケーブルとして使われている銅線を盗もうとしていたとみられていて、共謀した男5人は既に逮捕されていました。
県内では今年に入って銅線目的の窃盗事件が9件起きていて、警察がほかにも余罪がないか調べを進めています。