北海道教育大函館校OB7人、100キロリレーマラソン走破

AI要約

道教育大函館校の卒業生7人が10年ぶりにリレーマラソンに挑戦し、長万部から函館まで約100キロを走破。

挑戦は2004年卒業の同期7人で、サポートメンバーや応援団も同行。10年ぶりの再挑戦に喜びと苦労を語る。

杉原さんは次回の挑戦に向けてトレーニングを重ね、「また10年後に仲間と元気に集まりたい」と笑顔で話す。

北海道教育大函館校OB7人、100キロリレーマラソン走破

 道教育大函館校の卒業生7人が17日から18日にかけ、長万部―函館間約100キロをリレーマラソンで走破した。挑戦は2014年以来10年ぶり。17日午後6時半ごろ、長万部を出発して夜通し走り続け、18日午前8時50分ごろ、無事母校へのゴールを果たした。

 挑戦したのは、04年度に同校を卒業した北広島市の公務員、杉原史惟さん(41)ら同期7人。杉原さんは大学4年生だった04年夏に同期が、卒業後のそれぞれの進路での活躍を祈って企画した、長万部―函館間のマラソンにサポートメンバーとして参加。それから10年後の14年には杉原さんが同期の仲間に声を掛け、リレーマラソンとして挑戦した。

 その挑戦から10年がたち、今年も道内外に住む同期が集まり、リレーマラソンを企画。長万部から国道5号で函館を目指し、道中は6人が3~4キロずつ交代でたすきをつなぎながら走った。長崎県新上五島町の公務員、橋元良太さん(41)は自転車で伴走した。沿道には道南に住む同期が応援に駆け付け、SNSでは同期をはじめ、先輩や後輩からコメントをもらい励まされたという。

 杉原さんは「市内に入ったくらいでやっと終わるという安堵(あんど)とともに寂しさを感じた」とし「途中休憩を取ってもなかなか体が回復せず今回の挑戦はつらかった。次はトレーニングなど対策をして、また10年後も元気に仲間と集まれたら」と笑顔で話した。