福島県内5銘柄、最高金賞 全国燗酒コンテスト、金賞16銘柄受賞

AI要約

全国燗酒コンテストの審査結果が発表され、県内の酒蔵から5銘柄が最高金賞を受賞した。

コンテストでは、48点が最高金賞、244点が金賞に選ばれ、全国から939点が出品された。

県内の金賞受賞の銘柄や酒蔵は、様々な部門で選ばれた。

福島県内5銘柄、最高金賞 全国燗酒コンテスト、金賞16銘柄受賞

 温めた日本酒の味を競う「全国燗酒コンテスト」の審査結果が19日までに発表され、県内の酒蔵からは、3蔵元の5銘柄が最高金賞に輝いた。金賞には8蔵元の16銘柄が選ばれた。

 酒文化研究所や全国の酒蔵でつくる実行委の主催。最高金賞は、プレミアムぬる燗部門で開当男山酒造 渡部謙一醸造元(南会津町)の「開当男山 特別純米 夢の香」、末廣酒造(会津若松市)の「山廃純米吟醸 末廣」、人気酒造(二本松市)の「人気一燗酒スペシャル1」の3銘柄が受賞。プレミアム熱燗部門では開当男山酒造 渡部謙一醸造元の「開当男山 純米酒」と末廣酒造の「生純米 末廣」の2銘柄が選ばれた。

 プレミアムぬる燗部門とプレミアム熱燗部門は720ミリリットル1250円超かつ1.8リットル2500円超の日本酒が対象。コンテストは同部門のほか、720ミリリットル1250円以下または1.8リットル2200円以下の日本酒が対象のお値打ちぬる燗部門とお値打ち熱燗部門、にごり酒や古酒、たる酒などが対象の特殊ぬる燗部門の各部門で行われ、全国から939点が出品された。このうち最高金賞は48点、金賞は244点だった。

 7日に東京都で審査会が開かれ、酒造技術者や酒類流通関係者ら49人が審査した。県内の金賞受賞の銘柄と酒蔵次の通り。

 お値打ちぬる燗部門=人気一黒人気純米吟醸(人気酒造・二本松市)花春 辛口純米酒(花春酒造・会津若松市)遊佐 純米吟醸、奥の松 サクサク辛口(奥の松酒造・二本松市)名倉山 純米酒 月弓(名倉山酒造・会津若松市)▽お値打ち熱燗部門=開当男山 辛口(開当男山酒造 渡部謙一醸造元・南会津町)人気一黄人気旨辛口、人気一吟醸クラシック(人気酒造・二本松市)山廃純米 末廣(末廣酒造・会津若松市)千駒 しらかわ優良酒(千駒酒造・白河市)▽プレミアムぬる燗部門=純米 カスモチ原酒 弥右衛門(大和川酒造店・喜多方市)人気一11純米原酒(人気酒造・二本松市)名倉山 純米吟醸 善き哉(名倉山酒造・会津若松市)咲笑(千駒酒造・白河市)▽プレミアム熱燗部門=千駒 登龍(千駒酒造・白河市)人気一燗酒スペシャル2(人気酒造・二本松市)