茨城県警本部長に滝沢氏を起用 警察庁

AI要約

茨城県警本部長の異動と後任の発表が行われた。新任の警察大学校警察政策研究センター所長には滝沢幹滋氏が就任する。一瀬氏は高齢者世帯対策や事件解明など多岐にわたる業務を遂行してきた。

滝沢氏は東大法学部卒で、福井県警本部長や内閣府大臣官房審議官を経て、警察庁長官官房付への異動が決定している。

一瀬氏はニセ電話詐欺や雇用調整助成金詐取事件の捜査を指揮し、様々な業務を遂行してきたが、今後は別の職務に就くこととなる。

茨城県警本部長に滝沢氏を起用 警察庁

警察庁は19日、茨城県警本部長の一瀬圭一氏(57)が警察大学校警察政策研究センター所長に異動し、後任に内閣府大臣官房審議官(共生・共助担当、男女共同参画局担当)兼孤独・独立対策推進室長代理の滝沢幹滋氏(55)=警視監=を充てる人事を発表した。発令は9月2日。

滝沢氏は宮城県出身、東大法学部卒。1992年に警察庁採用となり、福井県警本部長、警視庁総務部長、内閣府大臣官房審議官(政策調整担当)などを経て、今年4月から現職。9月2日付で警察庁長官官房付となる予定。

一瀬氏は昨年3月に着任し、同6月から高齢者世帯を対象に巡回連絡を展開。1年間で全体の9割を超える約49万世帯にニセ電話詐欺や住宅侵入窃盗への対策を呼びかけた。昨年11月の第46回全国育樹祭や、12月のG7内務・安全担当相会合で大規模警備を指揮。水戸京成百貨店による雇用調整助成金の詐取事件では、元社長を逮捕して事件の全容を解明した。