台風7号接近 日立市、市役所に止水版設置 河川氾濫に備え 茨城

AI要約

日立市役所が台風7号の接近に備えて緊急対応を実施。

停電や浸水への対策として止水板や大型土のうを設置。

避難所の設置も計画し、市民の安全を確保。

台風7号接近 日立市、市役所に止水版設置 河川氾濫に備え 茨城

台風7号の接近に伴い線状降水帯の予測情報が発表され、茨城県日立市は15日、市役所脇を流れる河川の氾濫に備え、庁舎出入り口などに止水板を設置した。川沿いには大型土のうも追加した。

昨年9月の記録的大雨で庁舎が浸水、停電したことを踏まえた対応。同日夜に職員が集まり、地下進入路や1階出入り口に高さ約50センチの止水板を設置し、自動ドアの隙間はテープで目張りした。

市役所脇の河川が氾濫した場合でも庁舎に水が向かわないように、川沿いには高さ1メートルの大型土のうを並べた。止水板と合わせて防災拠点となる庁舎の浸水を防ぐという。

市は16日午前10時に市内小中学校23カ所に避難所を開設する予定だ。