終戦の日 石川県内各地で戦没者に祈り

AI要約

石川県内で終戦から79年を祈念する祈願祭や鐘つきが行われた。

金沢市石引の石川護國神社には4万5000柱の英霊が祀られている。

加賀市大聖寺では毎年8月15日に平和祈り鐘をつく。

終戦の日 石川県内各地で戦没者に祈り

終戦から79年。

石川県内でも戦没者を追悼する祈願祭や鐘つきが行われ、参列者が平和への祈りを捧げました。

金沢市石引の石川護國神社には郷土出身の戦没者の英霊およそ4万5000柱が祀られています。

平和祈願祭には戦没者の遺族などおよそ200人が参列し、正午の時報に合わせ1分間の黙とうを捧げました。

参列者「初めて来たので、祖父が元気で帰ってきていたら父の人生も違っていたのかなといろいろな思いを感じた」

■〇加賀市では平和祈り鐘をつく

一方、こちらは加賀市大聖寺にある時鐘堂。

1667年に大聖寺藩の2代藩主前田利明が、建造し、藩政期には町民に時刻や災害を告げていました。

2003年、町並みの保全に取り組む地元のNPO法人が復元し、毎年、8月15日の正午に鐘をついています。

参加者「唯一の被爆の国なので、全世界にむけて平和の大切さありがたさを訴えていこうとしなければならない」

何度も焼失しながらも、復元されてきた時鐘堂。

今は平和を祈り、鳴り響いています。