親子3人が犠牲に… 岡谷市の土石流災害から3年 遺族「忘れることはできない…」【長野・岡谷市】
岡谷市で3年前に起きた土石流災害で親子3人が犠牲になり、遺族が現場を訪れて犠牲者に花を手向けました。
災害直後の悲劇的な状況や現在進行中の砂防えん堤の設置工事について、記事が詳細に報じています。
遺族は忘れられない悲劇から3年が経っても、前を向いて強く生きていく覚悟を述べました。
親子3人が犠牲になった岡谷市の土石流災害から15日で3年です。遺族などが現場を訪れ犠牲者に花を手向けました。
3人が死亡した現場には、朝から住民などが訪れ、手を合わせていました。2021年8月、岡谷市川岸東で土石流が発生し、家族8人がいた住宅を直撃。
2階にいた女性(当時41歳)と、息子2人が亡くなりました。
3年が経った15日、現場を訪れた遺族はabnの取材に対し「あの日から3年経ったが忘れることはできない。しかし、前を向いて強く生きていかなければならない」と話しました。
県は土石流が発生した場所に砂防えん堤を設置する工事を進めています。
今年3月に本堤が完成し、周辺の整備が続けられています。