猪苗代湖の航行規制、福島県警の指導17件
福島県警が猪苗代湖での警戒・取り締まりの結果を発表。摘発はなく、指導17件、通報24件。
2020年の死傷事故を受け、プレジャーボートの航行を禁止する区域を設けた。警戒強化の取り組みを行っている。
指導は14件が河川法違反、3件が船舶安全法違反。通報では船舶規制区域内での水上バイクの航行などが多かった。
県警は13日、猪苗代湖などで7月1日から今月4日までに行った警戒・取り締まりの結果を発表した。摘発はなく、指導が17件、110番などの通報が24件だった。
猪苗代湖で2020年9月に起きたプレジャーボートによる死傷事故を受け、河川法に基づきプレジャーボートなど動力船の航行を禁止する区域を設けた船舶航行規制が7月に施行された。県警は、猪苗代湖やその周辺施設での警戒を強化しており、法規制の周知、事故などの未然防止を図るため結果を公表した。
指導17件のうち、14件が河川法違反、3件が船舶安全法違反だった。110番通報などでは、動力船の航行禁止区域内で水上バイクが航行したり停泊したりしているなどの内容が多かった。