フジサワ名店ビルでアートプロジェクト 「街を丸ごと劇場に」を目指す

AI要約

アートプロジェクト「Landscape THEATRE(ランドスケープシアター)プロジェクト」のオープニングイベントが8月17日、フジサワ名店ビルで開催される。

Landscape THEATREは建物を持たない劇場で、地域の自然や歴史を演劇空間として活用する。

イベントではフジサワ名店ビルの空間を活用し、市民に愛された場所を劇場化する構想を紹介する。

プレゼンテーションやワークショップ、ストリートジャズセッションなど様々なイベントが予定されており、入場は無料。雨天時は縮小開催となる。

 アートプロジェクト「Landscape THEATRE(ランドスケープシアター)プロジェクト」のオープニングイベントが8月17日、フジサワ名店ビル(藤沢市南藤沢2)6階で開催される。題して「ランドスケープシアター元年 8月17日 ~391シアター ナツマツリ」。(湘南経済新聞)

 ランドスケープシアターは、地域にある「自然」「歴史」「建築」などを演劇空間として活用する「建物を持たない劇場」。同プロジェクトは、市内の木津潤平建築設計事務所(鵠沼松が岡3)社長の木津潤平さんが主宰する。

 同イベントでは、2027年夏で営業終了が予定されている「フジサワ名店ビル」の空間を活用し、オープニングイベントを開催する。

 木津さんは「今回、藤沢市を丸ごと劇場にする『Fujisawaランドスケープシアター構想』について話す。市民に愛されたフジサワ名店ビルを劇場化する『391シアタープロジェクト』から、将来の『江の島演劇祭』構想についてもプレゼンテーションしたい」と話す。

 プレゼンテーションに合わせ、アーティスト「たくみちゃん」がフロッタージュワークショップ&パフォーマンスを行うほか、中庭「ハゼノキ広場」でストリートジャズセッションも予定する。木津さんは「フジサワ名店ビルが劇場になる一日。ぜひ思い出の場所の変化を楽しんでほしい。気軽に立ち寄ってもらえたら」と来場を呼びかける。

 14時開場。構想説明会=15時~16時30分、ワークショップ=14時30分~17時、ストリートジャズセッション=17時~19時30分。ワークショップのみ事前予約が必要。予約はホームページの専用フォームで受け付ける。入場・参加無料。雨天時は縮小開催。