「北海道で新鮮な食材を調理するため…」 夜の公園で荷物から包丁発見 京都の男逮捕 小樽市

AI要約

北海道・小樽警察署は2024年8月7日、銃刀法違反の疑いで京都府に住む男を現行犯逮捕。男は文化包丁を公園で携帯していたが正当な理由がないとして逮捕された。

警察官が男を公園で発見し、荷物を調べたところ20.5センチの文化包丁が見つかった。男は食材を買って調理する目的で包丁を持ってきたと供述している。

男は観光で北海道を訪れていたが、食材を持っておらず宿泊先も明らかにしていなかった。警察は男の行動の目的や生活実態を調査している。

「北海道で新鮮な食材を調理するため…」 夜の公園で荷物から包丁発見 京都の男逮捕 小樽市

北海道・小樽警察署は2024年8月7日、銃刀法違反の疑いで京都府に住む自称・無職の男(41)を現行犯逮捕しました。

男は正当な理由がないにもかかわらず、6日午後11時半すぎ、小樽市築港にある公園内で、刃渡り6センチを超える文化包丁1丁を携帯した疑いがもたれています。

警察官がパトロールしていたところ、公園のベンチに1人でたたずむ男を発見。

職務質問をして荷物を調べると、かばんの中から段ボールのようなもので巻かれた刃渡り20.5センチの文化包丁が見つかったということです。

調べに対し男は、「北海道で新鮮な食材を買って宿泊先で調理をするために京都から持ってきた」と供述し、包丁を携帯したことは認めながらも法令に違反する意図については否定しています。

警察によりますと、男は観光で北海道を訪れていたとみられていますが、「新鮮な食材」を持ち合わせておらず、具体的な「宿泊先」に関しても説明していないことなどから、現行犯逮捕に至ったということです。

警察が男の北海道での生活実態を調べるとともに、公園で包丁を携帯していた目的などについて捜査しています。