「青森山田高校の野球部が一番長い夏になるように…」吹奏楽部にとっても大舞台『甲子園』“音楽の力”で球児の背中を後押し

AI要約

青森山田高校吹奏楽部は、野球部を音楽の力で後押しする大舞台での演奏を準備している。

甲子園は吹奏楽部員の夢の舞台であり、演奏や応援団の声援も注目を集める場所である。

野球部と吹奏楽部は全国大会目指すため、熟練した練習と協力で甲子園に臨む。

「青森山田高校の野球部が一番長い夏になるように…」吹奏楽部にとっても大舞台『甲子園』“音楽の力”で球児の背中を後押し

いよいよ始まる球児の舞台は吹奏楽部にとっても大舞台です。青森山田高校吹奏楽部は、音楽の力で野球部を後押しします。

青森山田高校吹奏楽部。大観衆が詰めかけるアルプススタンドでの演奏に向けて、練習を重ねています。

■吹奏楽部にとっても夢の舞台「甲子園」

青森山田高校吹奏楽部 成田遥香部長

「吹奏楽部全員も夢の舞台だったので、そんな夢の舞台で野球部の応援で演奏できることをとてもうれしく思っています」

甲子園は球児の白熱したプレーとともにブラスバンドの演奏や応援団の声援も注目を集めるため、吹奏楽部の中にも甲子園の舞台に憧れて入部した生徒もいます。

青森山田高校吹奏楽部1年 今泉彩優さん

「私は野球応援が中学校のときにあった。それが楽しくてことしの野球応援も楽しみにして、野球応援をしたくて(青森山田の吹奏楽部に)来たというのもひとつです。緊張しているんですけど、選手が自信を持ってバットを振れるような演奏をしたい」

■野球部と一緒に「一番長い夏に―」

吹奏楽部にとっては全国大会を目指すコンクールもあるため、甲子園で演奏する曲は限られた時間の中での練習です。

青森山田高校 顧問 高橋太郎さん

「8月24日が東北大会なんですけど、かなり差し迫っている状態ですので、意識が欠けないように両立して選手たちの背中を押せたらなと思っている」

青森山田高校吹奏楽部 成田遥香部長

「野球部にとって甲子園は全国大会だと思う。私たちもことしの夏は絶対に全国大会に出場することが目標なので、舞台は同じだと思うので、わたしたちも両立して頑張りたい」

春のセンバツでの演奏経験はありますが、夏は7年ぶり。暑さ対策を施しながら、球児の背中を押す“熱いエール”を響かせます。

青森山田高校吹奏楽部 成田遥香部長

「青森山田高校の野球部が一番長い夏になるように、吹奏楽部も応援隊の一員としてアルプスから演奏を届けたい」

甲子園で野球部と一緒に一番長い夏を過ごします。