「とまりん」の新ホテル、25年末に開業 少人数や若者ターゲットに 結婚式場も刷新 那覇・沖縄

AI要約

プラン・ドゥ・シーが2025年末に那覇市前島のとまりんに新ホテル「サウスゲートホテル沖縄」を開業する

217室を備える新ホテルは、若年層や少人数パーティー、結婚式などに対応する施設を提供

泊ふ頭開発との裁判中であるが、開業への影響はない見込み

「とまりん」の新ホテル、25年末に開業 少人数や若者ターゲットに 結婚式場も刷新 那覇・沖縄

 那覇市前島の複合ビル「とまりん」のホテル棟の運営先として2022年12月に契約を結んでいた国内外でホテルやレストラン経営などを手掛けるプラン・ドゥ・シー(PDS、東京)は2025年末に「とまりん」内で新ホテル「サウスゲートホテル沖縄」を開業する。

 客室や宴会場など施設配置はそのままに、設備を刷新。ツインやトリプルをベースに全217室を備える。3~4人のグループや予算を抑えて旅をしたい若年層などをターゲットにする。

 少人数パーティーや、国際会議などを想定した四つの宴会場やチャペルを設け、最大400人規模の結婚式にも対応する。

 ホテル棟は21年10月まで県内ホテル大手かりゆしが「沖縄かりゆしアーバンリゾート・ナハ」を運営していた。その後、同社と「とまりん」を管理する泊ふ頭開発は賃料などを巡って裁判中だが、泊ふ頭開発によると開業への影響はない見込みという。 

(與那覇智早)