「道の駅 みなの」が「ちちぶみそパン」 みそポテトのタレ生かし商品化

AI要約

道の駅みなので、秩父のみそを使った新商品「ちちぶみそパン」を発売

道の駅内にあるパン工房は若い世代も呼び込むために作られた

秩父のみそを使用した「ちちぶみそパン」は人気で早い時間に売り切れることもある

「道の駅 みなの」が「ちちぶみそパン」 みそポテトのタレ生かし商品化

 皆野町にある「道の駅 みなの」(皆野町皆野)が7月24日、秩父のみそを使った新商品「ちちぶみそパン」を発売した。(秩父経済新聞)

 同施設は2012(平成24)年10月に開駅。2020年10月にはパン工房を直売所内に新設した。副駅長の丸山眞守さんは「道の駅や直売所は年配の人が来店するイメージを持つ人が多いように感じていたので、若い人や子育て世代の人などにも気軽に来店してもらうためにパン工房を作った」と当時を振り返る。

 同商品はコッペパンの形状で、パンに切り込みを入れ、内側にみそダレを塗っている(1個入り=86円、2個入り=172円)。丸山さんは「秩父では新井武平商店をはじめとして、みそを作っているところがいくつもある。他にも『みそパン』を作っている店があり、当店でもずっと作りたいと思っていた」と話す。

 1日の販売数は1個入り・2個入り、共に10袋ずつ程度だという。丸山さんは「あまり多くは作れないため、早い時間に売り切れてしまう日もある。いろいろなみそを使い、みそダレを店内で作って試作もしてみたが、最終的には秩父の郷土料理『みそポテト』を販売する『みそぽてと本舗』のみそダレを使うこととなった。タレによく合う生地を考案し、滑らかな食感のコッペパンを作ったので、ぜひ食べてほしい」と呼びかける。

 営業時間は8時30分~17時。