猫になりきり踊るニャン 「言葉話す猫」伝説残る函南で恒例行事

AI要約

函南町で行われた「かんなみ猫おどり」は、地元の伝説を元にした恒例イベントで、子どもたちが猫おどりを披露した。

会場では猫メークコーナーや出店、キッチンカーなどが楽しめ、2千発の花火も打ち上げられた。

猫になりきり踊るニャン 「言葉話す猫」伝説残る函南で恒例行事

 猫の伝説が残る函南町の一大イベント「かんなみ猫おどり」(同町観光協会主催)が3日、同町の川の駅伊豆ゲートウェイ函南で開かれた。

 「夜になると人間の言葉を話し、踊る猫」という同町軽井沢に伝わる民話を元に続けている恒例行事で、今年で35回目。地元の保育園や小学校の子どもたちがそろいの衣装と口元の「猫メーク」姿で登場し、音楽に合わせて息の合った猫おどりを披露した。猫メークコーナーも開設され、猫になりきって祭りを楽しむ人でにぎわった。会場には出店やキッチンカー17店舗が並び、静岡県内外から大勢の見物客が訪れた。花火約2千発も打ち上げられ、夜空を華やかに彩った。