新穂高ロープウェイ、待望の全線開通 ゴンドラロープ張り替え終了

AI要約

メンテナンス工事のため、岐阜県高山市奥飛騨温泉郷の新穂高ロープウェイが全線開通した。

第2ロープウェイはゴンドラを支えるロープ張り替え工事が終了し、観光客が開通を待ち望んだ。

奥飛観光開発は標高が高くて気温も低い新穂高ロープウェイを涼みに来る観光客に呼びかけている。

新穂高ロープウェイ、待望の全線開通 ゴンドラロープ張り替え終了

 メンテナンス工事のため、運休と運行を繰り返していた岐阜県高山市奥飛騨温泉郷の新穂高ロープウェイは1日、全線開通した。

 しらかば平駅(標高1308メートル)と西穂高口駅(同2156メートル)を結ぶ第2ロープウェイで、昨年から行ってきたゴンドラを支えるロープ張り替え工事が終了。全線開通に先駆け、新穂高温泉駅(同1117メートル)と鍋平高原駅(同1305メートル)を結ぶ第1ロープウェイは7月12日から、運行を再開していた。

 この日、しらかば平駅では、第1便の運行前から多くの観光客が列を作り、開通を待ち望んだ。大分県から6人で登山に訪れた女性(70)は「壮大な山の景観に癒やされたい」と話した。

 同ロープウェイを運営する奥飛観光開発の大家豊取締役は「酷暑の日が続くが、標高が高くて気温も低いので涼みに来てほしい」と呼びかけた。