〈パリ五輪・バスケPV〉先輩の勇姿に「最高」 奥田中で100人大声援 馬場、八村選手の母校

AI要約

馬場選手の活躍に大歓声が上がるパリ五輪バスケットボール男子の日本代表試合。

富山県内各地で行われたパブリックビューイングでは、馬場選手の故郷である富山市奥田中体育館でも約100人が熱心に応援。

馬場選手のプレーに喜ぶファンやチームメイトの声、そして恩師の感想が伝えられる。

〈パリ五輪・バスケPV〉先輩の勇姿に「最高」 奥田中で100人大声援 馬場、八村選手の母校

 パリ五輪バスケットボール男子で日本の1次リーグ第3戦が行われた2日、富山県内各地でパブリックビューイング(PV)が行われた。これまでは7時間の時差の関係でなかなか集まって観戦することが難しかったが、日本時間午後6時の試合開始を迎え、会場では富山市出身の馬場雄大選手の活躍に大歓声が上がった。

 馬場、八村塁両選手の母校である富山市奥田中体育館では、同校同窓会の呼び掛けでバスケットボール部員や奥田ミニバスケットボール教室の児童、保護者ら約100人が先輩の勇姿に沸いた。恩師で奥田中コーチの坂本穣治さんもスクリーンを見詰め「試合は負けたかもしれないが、中身は素晴らしい。試合になっていた」とねぎらった。

 部員はチームスローガンの一つ「虚心坦懐」と書かれたうちわを手に応援。馬場選手が3点シュートを決めると両手を突き上げ、笑顔満開で盛り上がった。

 馬場選手のダンクに、奥村翼さん(1年)は「迫力あるダンクを期待していたのでうれしい」、遠藤弘也さん(1年)は「八村選手がいない分も背負って頑張ってくれていて最高」と喜んだ。主将の大高凰一朗さん(3年)は「苦しい中で流れを持ってきた馬場選手を尊敬する」と話した。

 坂本さんは汗を拭いながら教え子の姿を追った。馬場選手には「挑戦し続けることがどれだけ素晴らしいか伝えてくれた。まだまだ進化する姿を見せてほしい」と期待し、離脱した八村選手には「体をケアし、米国でいろんなものを吸収して少しでも長くバスケットをして、日本に伝えてほしい」と願った。