けん玉世界一に大阪の中学生、申請した30の技を全て成功 広島でけん玉ワールドカップ

AI要約

ウッドワンけん玉ワールドカップ(W杯)の決勝が広島県で行われ、大阪府の中学生が初優勝を果たしました。

大会では40人が出場し、川本選手が全ての技を成功させる驚異的なパフォーマンスを披露しました。

けん玉イベントには2万8千人が訪れ、被災地支援のためのけん玉も成功裏に行われました。

けん玉世界一に大阪の中学生、申請した30の技を全て成功 広島でけん玉ワールドカップ

 けん玉の技を競う「ウッドワンけん玉ワールドカップ(W杯)」の決勝が28日、広島県廿日市市串戸のグローバルリゾート総合スポーツセンターサンチェリーであった。前日の予選を勝ち抜いた40人が出場し、大阪府大東市の中学1年川本凌雅さん(13)が初のチャンピオンに輝いた。

 出場者はステージに立ち、事前に申告した技を3分の持ち時間で披露した。川本さんは上限となる計30個の技を申告し、すべて成功させる「フルマーク」を達成した。

 川本さんは5歳でけん玉を始め、同W杯には小学2年から毎回出場。毎日1、2時間、大会前は5、6時間の練習を重ねた。けん玉型のトロフィーを受け取り「目指してきた世界一になれてうれしい」と喜んだ。

 廿日市市やはつかいち観光協会などでつくる実行委員会が主催し、2日間で計約2万8千人が来場した。来場者から能登半島地震の被災地へ贈るけん玉も募り、約80個が集まった。