前橋高校鉄道研究部 創部50周年で公共交通の未来考える講演会

AI要約

前橋高校の鉄道研究部が50周年を迎え、公共交通の未来を考える講演会を開催。

前橋高校の鉄道研究部は全国大会で受賞歴があり、今年で50周年を迎える。

前橋工科大学の教授が講演し、鉄道を基幹とした交通ネットワークづくりの重要性を訴えた。

前橋高校鉄道研究部 創部50周年で公共交通の未来考える講演会

今年で創部から50周年を迎えた前橋高校の鉄道研究部が、公共交通の未来を考える講演会を開きました。

鉄道模型コンテストの全国大会でも受賞歴のある前橋高校の鉄道研究部は1974年の創部。ことしで50周年の節目を迎えます。

これからの公共交通について考えてもらおうと、前橋工科大学の森田哲夫教授を招き、前橋高校の生徒も利用する上毛電鉄をテーマに講演会が開かれました。

森田教授は、JR線への乗り入れや路面電車化など様々な案が検討されたものの頓挫してきた歴史を紹介し、「人口減少や高齢化の中、『免許を返納したら鉄道を使う』といった考え方では遅い」と指摘しました。そして「鉄道を基幹とした交通ネットワークづくりを今すぐ進めるべき」と訴えました。

参加者は、公共共通が地域にもたらす影響について理解を深めていました。