【旭川女子高校生殺人】内田梨瑚被告とともに逮捕された19歳女を「検察官送致」"自身の判断で積極的に被害者へ暴行を加え、犯行において果たした役割は大きい" 旭川家庭裁判所「逆送」決定

AI要約

17歳の女子高校生が橋から落とされ殺害された事件で、内田梨瑚被告と19歳の女が逮捕された。19歳の女に対する少年審判が行われ、検察官送致が決定された。

事件は旭川市で発生し、内田被告が主導し、19歳の女がその指示に従ったが、自身の判断で被害者へ暴行を加えた。そのため検察官に送致された。

少年審判で、19歳の女の犯行は重く、内田被告に与えた影響も考慮され逆送が決定された。

【旭川女子高校生殺人】内田梨瑚被告とともに逮捕された19歳女を「検察官送致」

 北海道旭川市で、17歳の女子高校生が橋から落とされ殺害された事件で、殺人などの罪で起訴された内田梨瑚被告(21)とともに逮捕された19歳の女に対する少年審判が行われ、旭川家庭裁判所は刑事処分相当として検察官送致することを決めました。

 この事件は今年4月、留萌市内に住む17歳の女子高校生が、旭川市の神居古潭で橋から落とされ殺害されたものです。内田梨瑚被告と19歳の女の2人が逮捕され、旭川地検は19歳の女について殺人などの非行事実で家庭裁判所に送致していました。

 7月26日の少年審判で旭川家庭裁判所は「犯行は内田被告が主導し、内田被告の指示に従って行動していた面が見受けられるものの、自身の判断で積極的に被害者へ暴行を加えるなどしており、このような行動が内田被告に与えた影響も小さいは言えず、犯行において果たした役割は大きく、その犯情は極めて重い」とし、刑事処分が相当として検察官送致、いわゆる逆送とすることを決めました。