青春をダンスにかける・・・想いが重なる奇跡の一瞬 東稜高ダンス部【明日への一歩】

AI要約

福島東稜高校のダンス部「Infini」は、感受性豊かな高校生たちが感情を踊りで表現する無限の可能性を追求するチームだ。メンバーは個性豊かで、それぞれ異なるダンススタイルを得意とし、全国大会への参加を通じて成長を遂げている。

ダンス部は地道な準備と練習を重ねており、メンバーは大会への意気込みを語っている。成果を出すことも大切だが、過程やチームの一体感が大会への意義に繋がっている。

派手な見た目のダンスには、緻密な練習と確認作業が隠されており、表現力を高めるためにメンバーたちは日々努力を重ねている。

感受性豊かな高校生たちが感情を露に、踊る。

あるものは、怒りを…

あるものは、悲しみを…

そして、希望を…

「感情を入れて、そのときの気分でもやっぱ踊り方って変わるなって私は感じてます。かっこいい曲だったら得意なヒップポップでかっこよさを出したりとか、悲しい曲だったら気持ちを入れて切なさを表現したりしています。」

福島東稜高ダンス部「Infini(アンフィニ)」。

アンフィニは、フランス語で無限を意味します。

無限の表現を探して・・・

「唯一、自分のことが表現できる時間だと思っているので。」

「夢中になれる。今もそれに熱中してる感じ。」

人の心を揺さぶる感動を武器にして、青春をダンスにかける…

福島市にある福島東稜高校。

ダンス部アンフィニ。

部員は、性格も、踊りの趣味も違う個性豊かな面々。

---伊藤さん「得意なダンスはヒップホップです!」

---秋山さん「得意なダンスはWaackです!」

---巻野さん「得意なダンスはガールズです!個性が本当に1人1人違って、何でもできちゃう感じです。無限大です。」

メンバーは51人。

ダンス好きが集まり、愛好会として結成されましたが、今では全国の強豪校とも肩を並べるほどです。

かつては、アメリカのダンスコンテストで、日本人「初優勝」を飾った一条未悠(いちじょう・みゆ)さんも所属していました。

そんなダンス部は、この夏、全国大会を目指して戦っています。

---大槻さん「夏で私達は集大成として、一番大きい大会なので何か一つ大会で優勝するとか、賞をもらうっていうことも多分大事だとは絶対思うんですけど、それだけじゃなくて、やってきた過程が毎回毎回の曲を踊ることに意味があるなって感じています。」

---秋山さん「今年で高校生が最後の大会になるので、全員がその気持ちを一つにしなきゃいけないなって思っているので、やっぱりそこが気持ち的には強いかな、って思います。」

見た目に派手なダンス。しかし、実は地道な確認作業。

ひとつひとつの動き、フォーメーション、表情。