【速報】「クソゲー世に出したこと後悔させてやる」任天堂脅迫男に有罪「京アニ事件よぎる」社員の恐怖

AI要約

茨城県日立市職員の男が任天堂に脅迫文を送り、ゲームイベントの中止を余儀なくさせられた事件に関する判決が出た。

男は39回もの脅迫文を投稿し、ゲーム大会の中止を引き起こし、懲役1年、執行猶予4年の判決が言い渡された。

裁判官は犯行動機を批判し、執拗で悪質な行為として有罪判決を下した。

【速報】「クソゲー世に出したこと後悔させてやる」任天堂脅迫男に有罪「京アニ事件よぎる」社員の恐怖

 任天堂(京都市南区)に脅迫文を送り、ゲームイベントの中止を余儀なくさせたとして、威力業務妨害の罪に問われた茨城県日立市職員の男(27)の判決公判が24日、京都地裁であり、川上宏裁判官は「損害は大きく責任は軽くない」として懲役1年、執行猶予4年(求刑懲役1年)を言い渡した。

 判決によると昨年8月22日~11月29日、任天堂公式ホームページの問い合わせフォームに、「あんなクソゲーを世に出したことを後悔させてやる」「関わる人間全て殺す。観客入れてするイベントにはせいぜい気をつけるんだな」といった文章を計39回投稿し、ゲーム大会の中止を余儀なくさせた。初公判では「京都アニメーション放火殺人事件がよぎり、恐怖だった」とする任天堂社員の調書が読み上げられた。

 川上裁判官は判決理由で、「ゲームのオンライン対戦にいらだちを募らせ、ストレス発散のために犯行に及んだ動機は身勝手で、犯行態様は執拗(しつよう)で悪質だ」と指摘した。