「だまされないで!よしかずさん」紙芝居で特殊詐欺被害の防止に貢献 印刷会社・社長に感謝状
柏原市の印刷会社が特殊詐欺被害を防止する紙芝居を作成し、警察から感謝状を受け取った。
紙芝居では特殊詐欺の手口が説明され、被害防止のために活用されている。
柏原市内では特殊詐欺被害が深刻で、警察が注意喚起を行っている。
「だまされないで!よしかずさん」特殊詐欺の被害を防止する紙芝居を作って被害を防ぐことに貢献したとして警察から地域の印刷会社に感謝状が贈られました。
大阪府警柏原署から感謝状を贈られたのは、柏原市の印刷会社社長・古賀博さん(55)です。古賀さんは、特殊詐欺の被害を未然に防ぐため「だまされないで!よしかずさん」と名付けた紙芝居を作り、警察が地域の防犯教室などで利用しています。
紙芝居では、市役所を語って「お金が返ってくるからATMに行くように」などという電話は還付金詐欺であることなどが説明されています。
ストーリーを考えたのは、大阪府警柏原署の生安課員らで紙芝居を描いたのは大阪府警の鑑識課員だということです。
(印刷会社社長・古賀博さん)「柏原市の特殊詐欺被害が深刻だと聞きました。少しでも役に立つことができればと思っています。今後も特殊詐欺被害防止のために協力していきたいです」
警察によりますと、柏原市内では、今年1月から6月末までの間で、特殊詐欺の被害額が1000万円近く出ていて、警察が注意を呼びかけています。