松山城山災害対応で市長釈明 リーダーとしての責任問われ(愛媛)

AI要約

松山城城山の東側で12日未明に発生した土砂崩れで、松山市の野志克仁市長は23日に対応や方針を説明。

市長は救助活動を最優先に対応してきたと述べ、適切な指示を出しながら活動を行ってきたことを強調。

野志市長は災害発生後に報道陣に2度目の対応をし、市内の避難所では復旧支援を続けていることを説明。

松山城山災害対応で市長釈明 リーダーとしての責任問われ(愛媛)

 松山城城山の東側で12日未明に発生した土砂崩れで、松山市の野志克仁市長は23日の定例会見でこれまでの対応や今後の方針などを説明した。自身が公の場で説明する機会に乏しく、リーダーとしての責任や姿勢が問われていることについて「救助活動を最優先で対応してきた。さまざまな意見はあるかと思うが、膨大にやらなければならないことがある中で、(災害対策本部の)本部長として適宜指示をしながらやってきた」と釈明した。

 災害発生後、野志市長が報道陣に対応したのは16日以来2度目。発生1週間となった19日は、関係部署が災害復旧の現状などを説明。補正予算の専決処分に関する発表もあったが、市長は出席しなかった。

 会見で野志市長は、自身が12日夕に避難所を訪問した後は複数の職員が毎日通い、避難者に寄り添った支援をしていると説明。復旧状況などの説明については「進展があれば担当で伝えるべきもの、私が伝えるべきものを判断し、それぞれ役割分担をしながら対応している」とした。