セイコーマートに道銀ATM600台設置 手数料無料の恩恵も
セイコーマートと北海道銀行が提携し、道内のセイコーマート店内のATMを道銀のATMに切り替えることが決定された。
提携により、20の金融機関の口座からの引き出しやカード振り込みが可能になる。
セイコーマートは道銀ATMを10月末までに約600店舗に設置予定。
セイコーマートと北海道銀行はきょう、札幌市内で記者会見し、北海道内のセイコーマート店内に設置されているATMを順次、道銀のATMに切り替えることを明らかにしました。
道内に1093店舗を展開するセイコーマートは、現在、その半数以上にあたる609店舗にりそな銀行系のバンクタイムのATMを設置しています。バンクタイムとの契約が今年度いっぱいで切れるため、セイコーマートではキャッシャレス決済などですでに提携関係にある北海道銀行との連携を決め、きょうから順次、 道銀のATMに切り替えることにしました。
これにより北海道銀行と北陸銀行のほか、北海道銀行と提携している信用組合など20の金融機関の口座からの引き出しが、平日昼間の営業時間内は無料になるほか、これまでできなかったカード振り込みも可能になります。
会見では、おなじみのこの2人からのメッセージも紹介されました。
「どうもタカアンドトシです。われわれセイコーマートのCMにも北海道銀行のCMにも出演させていただいております。われわれタカアンドトシがつなげたみたいな。そんなことねえよ」
セイコーマートは道銀ATMをことし10月末までにおよそ600店舗に設置します。