「不倫で示談金が必要になった」詐欺容疑で20代の男を逮捕 被害者の70代男性が「だまされたふり」で会ったところを警察が確保

AI要約

茨城県の男性が長野市の70代男性から390万円をだまし取った電話詐欺事件で、22歳の建築作業員が逮捕された。

容疑者は息子を装って電話をかけ、示談金の名目で現金を要求した後、弁護士役を装い390万円をだまし取った疑いが持たれている。

被害者は家族に相談し警察に通報。再び現金を要求された際、警察が容疑者を確保した。

「不倫で示談金が必要になった」詐欺容疑で20代の男を逮捕 被害者の70代男性が「だまされたふり」で会ったところを警察が確保

「電話でお金詐欺」で長野市の70代の男性から現金390万円をだまし取ったとして茨城県の男が逮捕されました。

詐欺の疑いで19日に逮捕されたのは茨城県城里町(しろさとまち)の建築作業員・大畠孝介(おおはた・こうすけ)容疑者22歳です。

警察によりますと大畠容疑者は7月中旬、仲間と共謀して長野市の70代の男性に息子を装って電話をかけ「不倫で示談金が必要になった」「弁護士事務所の職員に渡してほしい」などと話しました。

さらに大畠容疑者は弁護士事務所の職員になりすまし、長野市内の路上で現金390万円などをだまし取った疑いです。

男性は家族に相談して被害に気づき警察に通報したあとで、再び現金を要求されたため、だまされたふりをして大畠容疑者に会ったところを警察が確保しました。

大畠容疑者は受け子役とみられ、警察は余罪などを調べています。