【負債総額1億7557万円】大手ゼネコンの下請け 北海道札幌市の土木業「丸エム南建設」が“破産申請”―除雪や雪堆積場管理も手がける

AI要約

札幌市の土木工事業「丸エム南建設」が破産を申請し、負債総額は1億7557万円であることが判明。

設立は1966年で、大手ゼネコンの下請けや冬季の除雪作業も手掛けていたが、売上高は減少基調で赤字続きとなった。

最終的には2012年以降の売上高が大きく減少し、2024年3月期には赤字が膨らみ、業績回復の見通しが立たず破産となった。

【負債総額1億7557万円】大手ゼネコンの下請け 北海道札幌市の土木業「丸エム南建設」が“破産申請”―除雪や雪堆積場管理も手がける

 札幌市の土木工事業「丸エム南建設」が、札幌地裁へ破産を申請したことが分かりました。民間の信用調査会社、東京商工リサーチによりますと、負債総額は1億7557万円です。

 丸エム南建設は1966年3月に設立。大手ゼネコンの下請けを中心に冬季は除雪や雪堆雪場管理も手がけました。

 ピーク時の1991年3月期には16億9500万円の売上高を計上していましたが、それ以降は減収基調となり、赤字続きに。

 受注減少などで2012年3月期の売上高は2億8755万円まで落ち込み、2705万円の赤字を計上、債務超過に転落しました。

 2024年3月期の売上高は約1億4109万円。1986万円の赤字となり、債務超過額が2539万円まで膨らみました。今後の業績回復に見通しが立たず事業の継続を断念したということです。