暑くて熱い季節が始まる 金色のみこし威勢よく 栃木・真岡で中村夏祭り

AI要約

真岡市内の夏祭りの口火を切る第33回中村夏祭りが開催され、初日の宵宮では金色に輝くみこしを担いだ参加者が熱気で盛り上がった。

大みこしの運行では中村八幡宮みこし愛好会を中心とした担ぎ手がリズムよく練り歩き、夜の県道を沸かせた。

14日はおはやし演奏やダンスなどのイベントで賑わい、祭りの盛り上がりが続いた。

暑くて熱い季節が始まる 金色のみこし威勢よく 栃木・真岡で中村夏祭り

 栃木県真岡市内の夏祭りの口火を切る第33回中村夏祭りが13、14の両日、長田交差点周辺で行われ、初日の宵宮では参加者が金色に輝くみこしを威勢よく担ぐ熱気で盛り上がった。

 大みこしの運行は午後6時半から始まり、中村八幡宮(はちまんぐう)みこし愛好会らを中心とした担ぎ手が「ソレイ」「セイ」「ドッコイ」など号令役のかけ声に合わせて大きな声を出しながら、リズムよく練り歩いた。

 夜の県道が会場だけに、祭り実行委員と真岡署員らが交通誘導で慎重に安全確保しながら運行した。途中で日がとっぷりと暮れ、長田交差点付近では投光器などで照らされたみこしの輝きが雰囲気を一層盛り上げ、沿道の視線を浴びた。

 担ぎ手の東郷、会社員蔵持亜純(くらもちあずみ)さん(41)は「立派な大みこしを息を合わせたステップできれいに揺らすのがこだわり。やっとお祭りシーズンが来たって感じです」と声を弾ませた。実行委員長の河原勇人(かわはらはやと)さん(49)は「例年になく多くの人が集まってくれてありがたい」と活気を喜んだ。

 14日もおはやし演奏やダンスなどのイベントでにぎわった。