高校野球山口大会が4球場で開幕…山口の田村朋也主将が宣誓「最後の一球まで全力でプレー」

AI要約

第106回全国高校野球選手権山口大会が岩国市などで開幕し、岩国商、萩、慶進が勝利を収めた。

開会式では選手たちが行進し、宇部鴻城の主将が優勝旗を返還。田村主将が意気込みを表明した。

14日には新たな試合が予定されている。

 第106回全国高校野球選手権山口大会は13日、絆スタジアム(山口県岩国市)など県内4球場で始まり、1回戦12試合が行われた。岩国商は11安打で岩国工に快勝。萩は小野田工を投打に圧倒して勝利し、慶進は香川に5回コールド勝ちした。14日は4球場で1回戦9試合が行われる予定。

 試合に先立ち、午前8時から県内4球場で開会式が行われた。

 宇部市のユーピーアールスタジアムでは、12チームの選手たちがセンターからマウンドに向かって行進。昨夏の優勝校・宇部鴻城の三牧琳太郎主将(3年)が優勝旗を返還した。

 その後、山口の田村朋也主将(3年)が「甲子園を本気で目指す自分たちの、これまで懸けてきた思いが表現できるように、最後の一球まで全力でプレーすることを誓います」と宣誓した。田村主将は「緊張したが、大会の良いスタートとなるよう完璧に宣誓できたと思う」と笑顔を見せた。