熊本県など線状降水帯の可能性 14日午後にかけ大雨に警戒

AI要約

熊本県では、14日朝から夕方にかけて、局地的に雷を伴った大雨となるおそれがあります。

気象庁は、14日午後にかけて、西日本各県で大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があると注意を呼びかけています。

熊本県内では、10日からの雨量が多く、今後も続く大雨による土砂災害や河川の増水に注意が必要です。

 熊本県では、14日朝から夕方にかけて、局地的に雷を伴った大雨となるおそれがあります。

 気象庁は、引き続き、14日午後にかけて、山口県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県では、線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があるとしています。

 熊本県内の10日の降り始めから、14日午前6時までの雨量は次の通りです。

◆降り始めからの雨量

五木村  241.0ミリ

水俣市  236.0ミリ

山江村  217.5ミリ

人吉市  217.0ミリ

南阿蘇村 208.5ミリ

 このあと、予想される雨量は、いずれも多いところで次の通りです。

◆1時間雨量

熊本、阿蘇地方 60ミリ

天草・芦北地方 50ミリ

球磨地方    40ミリ

◆24時間雨量(15日午前6時まで)

熊本、阿蘇地方 180ミリ

天草・芦北地方 150ミリ

球磨地方    120ミリ

 なお、線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあるとしています。

 土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。