14日午後にかけ線状降水帯発生おそれ 土砂災害に厳重警戒を 午前5時27分発表《長崎》
長崎県では、大雨と落雷、突風に関する警報が発令されています。土砂災害や浸水、河川の氾濫に注意が必要です。
梅雨前線による暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定となっているため、激しい雨や雷が予想されています。
南部、北部、壱岐・対馬、五島では１４日から１５日にかけて大雨が予想されており、河川の増水や土砂災害に警戒が必要です。
大雨と落雷及び突風に関する長崎県気象情報
2024年07月14日05時27分 長崎地方気象台発表
長崎県では、１４日午後にかけて、線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があります。土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。
対馬海峡に停滞している梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となっています。
このため、長崎県では、１５日昼前にかけて局地的に雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降り、大雨となるおそれがあります。
また、落雷や竜巻などの激しい突風が発生するおそれもあります。
降り始め（１２日２２時）から１４日０５時までの降水量（アメダスによる速報値）
島原 ６６．０ミリ
雲仙岳 ６４．５ミリ
福江空港 ５０．５ミリ
１４日に予想される１時間降水量は多い所で、
南部 ６０ミリ
北部 ６０ミリ
壱岐・対馬 ６０ミリ
五島 ６０ミリ
１５日に予想される１時間降水量は多い所で、
南部 ４０ミリ
北部 ４０ミリ
壱岐・対馬 ４０ミリ
五島 ４０ミリ
１４日６時から１５日６時までに予想される２４時間降水量は多い所で、
南部 ２００ミリ
北部 ２００ミリ
壱岐・対馬 ２００ミリ
五島 １８０ミリ
その後、１５日６時から１６日６時までに予想される２４時間降水量は多い所で、
南部 ８０ミリ
北部 １００ミリ
壱岐・対馬 １００ミリ
五島 ８０ミリ
線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあります。
土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
