ネットショップの経営を勧められ…ロマンス詐欺で50代男性が460万円の被害 静岡・伊東市
AI要約
静岡県伊東市に住む男性がＳＮＳ型のロマンス詐欺で４６０万円をだまし取られる被害に遭った。
被害男性はネットショップアプリを使い、商品の取引を行っていたが、アプリが偽物であることに気づく。
警察はＳＮＳ上でのお金の要求には注意を呼びかけている。
静岡県伊東市に住む５０代の男性が、ＳＮＳ型のロマンス詐欺の被害に遭い、現金など４６０万円をだまし取られました。
警察によりますと、被害に遭った５０代の会社員の男性は、インスタグラムで知り合った女性を騙るアカウントからＬＩＮＥでネットショップの経営を勧められました。男性はネットショップアプリを騙るアプリをインストールし、５月中旬から７月上旬にかけて１０回近く計約４６０万円をアプリにチャージ。アプリ運営側から「客から注文が入った」と連絡が入ると、アプリにチャージしたお金でその商品を購入、注文客に商品が発送され、男性に代金が入金されるシステムでした。
アプリでは利益が表示され、１度は利益を引き出せたため、その後も取引を続けました。ところが、購入客の支払いが遅れたり、入金額が少なかったりし、男性のアプリ内のチャージが足りなくなり、アプリ上の口座が凍結されたということです。不審に思った男性が、アプリの運営会社に問い合わせたところ、「偽のアプリを使った詐欺行為が多発している」といわれ、被害に気づいたということです。
警察は「ＳＮＳ上でお金の要求があったら詐欺」と注意を呼びかけています。
