コスプレ 宮城・松島が舞台 オルゴール館などに120人集結

AI要約

アニメやゲームキャラクターになりきって写真撮影や散策を楽しむコスプレイベントが宮城県松島町で開催された。

参加者は博物館や瑞巌寺などでオルゴールや美しい風景と一緒にポーズを取り、撮影を楽しんだ。

イベントは温泉むすめをきっかけに企画され、多くの参加者が集まり盛り上がった。

コスプレ 宮城・松島が舞台 オルゴール館などに120人集結

 アニメやゲームなどのキャラクターになりきって写真撮影や散策を楽しむコスプレイベントが3日、宮城県松島町のオルゴール博物館「ザ・ミュージアムMATSUSHIMA」などであった。県内外からカメラマン含め約120人が集まり、思い思いの場所で撮影を楽しんだ。

 メイン会場の博物館では、参加者が展示されているオルゴールの前でポーズを取ったり、手回し式のオルゴールで好きな曲を演奏する姿を動画に収めたりした。町や瑞巌寺などの協力を得て、参加者は五大堂や瑞巌寺参道、雄島などを巡って自由に撮影していた。

 人気ゲーム「刀剣乱舞」のキャラクターに扮(ふん)した宮城県富谷市の大倉日菜子さん(24)は「博物館や美術館は撮影の許可が出ないことも多く、貴重な機会でうれしい。松島のロケーションもいい」と笑顔で話した。

 イベントは、全国の温泉地を擬人化した女性キャラクター「温泉むすめ」をきっかけに知り合った博物館支配人の鈴木敦子さん(43)と福島県いわき市の「旅館こいと」取締役の宗像達応さん(31)が共同で企画した。

 宗像さんは「元々コスプレが好きで、貴重なオルゴールや雰囲気など撮影にぴったりだと思った。旅館を知ってもらうきっかけになればいい」と話した。鈴木さんは「大勢の人が参加してくれて良かった。機会があれば今後も企画したい」と話した。