東大阪市内の宝くじ売り場に高額当せん看板 瓢箪山と若江岩田に設置

AI要約

宝くじ売り場「瓢箪山チャンスセンター」に高額当せんが続出しており、運営会社が売り場の装飾に力を入れている。

過去には異なる宝くじ売り場でも高額当せんがあり、売り場ごとに特徴がある。

新型コロナの影響でネット購入が増えているが、売り場の魅力的なデザインで客を惹きつけている。

東大阪市内の宝くじ売り場に高額当せん看板 瓢箪山と若江岩田に設置

 宝くじ売り場「瓢箪山チャンスセンター」(東大阪市神田町)に7月2日、高額当せんを知らせる看板が新設された。(東大阪経済新聞)

 2022年3月、スーパー「万代 瓢箪山西店」の新規出店に合わせ、駅前から駐車場の一角に移設オープンした「瓢箪山チャンスセンター」。「駅前に移設する前には、長崎屋、関西スーパーの敷地にあった売り場で、これまでにも高額当せんが出ていた」と、東大阪市内で同売り場を含む10店舗の宝くじ売り場を運営する「オーエルシー」船場支店(大阪市)支店長の岡村敬宗さん。今年6月抽選の第1903回「ロト6」では1等1億1,000万5,700円が同売り場から出た。岡村さんは「当せんされた方は毎回同じ番号を購入していて、普段は違う売り場で購入しているが、たまたま寄った瓢箪山でいつもと同じ番号で購入したら当たった」と話す。

 2020年1月、商業施設「ニトリモール東大阪」1階にオープンした「ニトリモール東大阪チャンスセンター」では、昨年3月の第1222回ミニロトで1等1,117万7,000円、今年2月の第1270回ミニロトで1等1,140万500円、「バレンタインジャンボ」で1等前後賞合わせて3億円が同売り場から出た。岡村さんは「小さい当たりが続くと大きい当たりが出るといわれている」と話す。

 岡村さんによると、2020年までは売り場で宝くじを購入する人が多かったが、新型コロナの影響でネット購入をする人が増えたという。同社では現在、販売促進のため、宝くじ売り場の装飾に力を入れている。瓢箪山チャンスセンターは全体を金色で統一し、大きな金色のひょうたんオブジェや「瓢箪から駒」をイメージしたデザイン画を描くなどしており、7月8日から販売が始まる「サマージャンボ」に間に合うよう、高額当せんを知らせる看板も取り付けた。

 「布施ポッポアベニューチャンスセンターの2021年のハロウィンジャンボ5億円、2022年のサマージャンボ7億円、今年のニトリモール東大阪チャンスセンター、瓢箪山チャンスセンターと、短い期間に東大阪市内の近鉄奈良線沿線の売り場から1億以上が出ている。銀座や梅田のような大きな特設売り場があるわけではないので珍しい」と岡村さん。「1等が出た売り場は、通常2倍から10倍ほど売り上げが上がる。サマージャンボ販売期間中の7月29日は、大安、一粒万倍日、天赦日が重なるトリプルラッキーデー、最終日の8月8日は大安なので多くの人が来てくれるのでは」と期待を寄せる。