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誰でも思わず立ちたくなる?文字と人間のマリアージュ 田舎の田んぼに「米」見物客が続々
京都府与謝野町三河内の田んぼに、人が前に立つと漢字の「米」の文字になる幕が登場した。親子連れなどの目を引き、設置から約1週間で100人近くが訪れている。
幕は縦横それぞれ約1・7メートルの正方形で、農家の香山喜典さんが田植えの時期にあわせ、水田に設置した。
香山さんはかつて同様のデザインの看板を見かけ、自分の田んぼで実現したいと考えていた。今年、思いが叶い設置された幕は多くの人を引き寄せている。
![誰でも思わず立ちたくなる?文字と人間のマリアージュ 田舎の田んぼに「米」見物客が続々](/img/article/20240707/668a2c66db5be.jpg)
京都府与謝野町三河内の田んぼに、人が前に立つと漢字の「米」の文字になる一風変わった幕が登場した。親子連れなどの目を引き、設置から約1週間で100人近くが訪れている。
幕は縦横それぞれ約1・7メートルの正方形で、農家の香山喜典さん(54)が田植えの時期にあわせ、宮津天橋高加悦谷学舎東側の水田に設置した。
かつて東京の催しで同様のデザインの看板を見かけ、「いつか自分の田んぼで」と思い描いてきた。今年、このデザイナーから承諾を得て、看板業者に制作を依頼した。
米の字と一体になる姿を撮影すると、背景に大江山連峰が映り込む。香山さんは「子どもたちに田んぼを身近に感じてもらえたらうれしい」と話す。