中国船、尖閣周辺の接続水域に 196日連続航行

AI要約

中国海警局の艦船が石垣市の尖閣諸島周辺で領海侵入を繰り返していたが、退去した。

尖閣周辺では中国艦船の領海侵入が3日連続で起き、年間の航行日数記録も更新された。

現在、中国艦船が南小島や魚釣島周辺で航行中であり、機関砲の搭載も確認されている。

 第十一管区海上保安本部によると、石垣市の尖閣諸島周辺で4日まで3日連続で領海侵入していた中国海警局の艦船「海警2501」「海警2201」は同日午前8時17分ごろ、領海を退去し、領海外側の接続水域に出た。領海侵入していた別の1隻「海警2103」は3日午後8時26分ごろ、接続水域に出ていた。

 尖閣周辺で中国艦船が領海侵入するのは3日連続で、今年26日目。

 4日午後3時現在、3隻と「海警2202」が南小島、魚釣島周辺の接続水域を航行している。4隻とも機関砲らしきものを搭載。尖閣周辺で中国艦船が航行するのは196日連続で、連続航行日数の最長記録を更新した。