筑豊電鉄が平均5・6%の運賃値上げ申請…初乗りは210円から220円、9月から実施予定

AI要約

筑豊電気鉄道は運賃値上げを行うための変更認可を申請した。理由は利用者の減少と乗務員の待遇改善による費用増加である。

運賃値上げが認可されれば、初乗り運賃や定期券の価格が上昇する見込みであり、2022年4月以来の値上げとなる。

具体的には初乗り運賃が210円から220円、最長距離の運賃が440円から460円になる予定である。

 筑豊電気鉄道(福岡県中間市)は3日、平均5・6%の運賃値上げを実施するための変更認可を九州運輸局に申請した。利用者が減少し、乗務員らの確保のための待遇改善で費用が増加傾向にあることなどが理由で、認可されれば9月から実施する。値上げは2022年4月以来。

 申請通りに改定されると、初乗り運賃は210円から220円に、最長距離の黒崎駅前―筑豊直方間は440円から460円になる。定期券は通勤で平均6・1%、通学で同5・9%上がる。