“遺体なき”強盗致死事件 被告の女に懲役14年を求刑 広島地裁
広島県海田町で起きた強盗致死事件において、男女7人が逮捕された。事件に関与した女には懲役14年の求刑がされている。
女は男と共謀し、男性を脅迫して現金を奪い取り、死亡させ、遺体を遺棄した罪に問われている。検察側は女が男による暴力を黙認し、遺体の運搬を手伝ったと主張している。
弁護側は共謀の事実がなく、遺体も発見されていないことを根拠に無罪を主張している。女本人は「濡れ衣だ」と訴えている。判決は11日に予定されている。
男女7人が逮捕された広島県海田町の強盗致死事件で、強盗致死などの罪に問われている女に懲役14年が求刑されました。
被告の女(44)は被告の男と共謀し、男性を脅迫して現金を奪い取って死亡させ、遺体を遺棄した罪に問われています。
検察側は女が男による男性一方的な暴力を黙認し、遺体を遺棄することも認識した上で運ぶことを手伝ったとして、懲役14年を求刑しました。
弁護側は共謀の事実はなく、遺体も見つかっていないことから無罪を主張しました。
女は「濡れ衣です。これ以上、私の人生をめちゃくちゃにしないでください」と訴えました。
判決は11日に言い渡される予定です。