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半蔵門の「ハチローズバー&カフェ」が20周年
半蔵門のバー「HACHIRO’S BAR AND CAFE(ハチローズバー&カフェ)」が20周年を迎えた。
店主の鉢呂峻市さんが20年前に東京でバーを開業し、一番町周辺に店を構えた。
店はこぢんまりとしたカウンター中心の造りで、「ホッと落ち着ける場所」を提供している。
「20年の節目を迎えても特別気張ることはない」と話す鉢呂さんは、自然体で日々の積み重ねを続け、お客様に心落ち着ける場所であり続けたいと語る。
営業時間は17時~翌3時(土曜は24時まで)、日曜・祝日は定休日。
![半蔵門の「ハチローズバー&カフェ」が20周年](/img/article/20240703/6684b2e92c702.jpg)
半蔵門のバー「HACHIRO’S BAR AND CAFE(ハチローズバー&カフェ)」(千代田区一番町)が6月30日で20周年を迎えた。(市ケ谷経済新聞)
店主の鉢呂峻市(はちろしゅんいち)さんは飲食業界に携わった後、自身のバーを構えた。「広島で店を経営していたが、東京でチャレンジしたい」と考え上京し、20年前に現在の場所に店を開いた。当時は一番町周辺にほとんど店がなかったというが、「実際に歩いてみると街並みが気に入り、店を構えることにした」という。「最初は知り合いもおらず不安だったが、ありがたいことにオープン当初から近隣住民の方を中心に客足が絶えなかった」と懐かしむ。
店は、こぢんまりとしたカウンター中心の造り。都心でも「ホッと落ち着き、帰ってこられる場所」を目指した。オープン当初から通う常連客も多いという。「店を経営するなかで、大変なことも多々あったが、過ぎ去ってしまえばアッという間。温かい常連の皆さんに支えていただいて今がある。店を通して、お客さまの人生の歩みや時の流れを共に感じてきた。長く店をやっているからこそ得られる醍醐味(だいごみ)なのでは」とも。
「20年の節目を迎えても特別気張ることはない」という。「生涯一つのことを全うできるのは、うれしく感慨深いこと。今までと同じように自然体で、日々の積み重ねを継続していければ。これからもなじみのお客さまをはじめ、訪れる方が心落ち着ける場所であり続けたい」と話す。
営業時間は17時~翌3時(土曜は24時まで)。日曜・祝日定休。