安房は21カ所が「適」 県が海水浴場の水質調査(千葉県)

AI要約

県内56カ所の海水浴場での水質調査結果をまとめた結果、安房地域ではAAやAの判定が多く、不適な場所はなかった。

安房地域の海水浴場には、AAやAのランクに入る場所が多く、24カ所の海水浴場が開設予定。

館山市、鴨川市、南房総市、鋸南町の各地域での水質調査結果が報告され、それぞれのランクや海水浴場名が示されている。

県は、海水浴シーズンを前に県内56カ所の海水浴場で行った水質調査結果をまとめた。AAとAの「適」の判定が県内35カ所で、そのうち安房は21カ所だった。

調査は、4月15日から6月6日まで実施。ふん便性大腸菌や油膜の有無、化学的酸素要求量(COD)、透明度などを調べ、水質AAとAを「適」、BとCを「可」とし、「不適」を加えて5段階でランク分けした。

結果、不適はなく、病原性大腸菌O―157は全ての海水浴場で検出されなかった。安房は24カ所の海水浴場が開設予定で、AAが9カ所、Aが12カ所、Bが3カ所だった。

安房地域の水質調査結果は次のとおり。

【館山市】

▽水質AA=波左間、沖ノ島

▽水質A=北条

▽水質B=新井

【鴨川市】

▽水質AA=太海

▽水質A=城崎、前原、江見

▽水質B=内浦

【南房総市】

▽水質AA=和田浦、瀬戸浜、名倉、根本、豊岡

▽水質A=南千倉、多田良北浜、原岡、岩井

▽水質B=塩浦

【鋸南町】

▽水質AA=元名

▽水質A=保田、鱚ケ浦、大六、勝山