泥のしぶきものともせず 消防団員が機敏にポンプ操作 「一つになって」消火の技競う

AI要約

消防操法大会が京都府福知山市で開催され、消防団員が訓練成果を披露。

参加者は小型ポンプ機を使用し、速さや規律を競った。

団員は協力して火元に向かって放水し、団結して活動した。

泥のしぶきものともせず 消防団員が機敏にポンプ操作 「一つになって」消火の技競う

 消火活動の技術を競う消防操法大会が、京都府福知山市の大江河東公園多目的グラウンドであった。地域の消防団員が機敏な動きで訓練の成果を披露した。

 24分団の96人が参加し、小型ポンプ機を使い、給水準備から放水、撤収までの動作の速さや規律を競った。

 団員は4人一組になり、協力して20メートルホース3本をつなぎ、約60メートル先の火元に見立てた的に向かって放水するまでの手順を確認した。雨で足元がぬかるむ中、泥のしぶきをものともせずに取り組んだ。

 上川分団の団員(44)は「足元が滑るのが気になったが、全員で日頃の成果を披露できた。ほとんどが初参加だったので、先輩たちに教えてもらい、分団として一つになって取り組めた」と話した。