福井経・上半期PV1位はサウナ専門店　北陸新幹線、エンタメ関連も上位に

　福井経済新聞の2024年上半期ページビュー（PV）ランキング1位は、越前市にオープンしたサウナ専門店を報じた記事だった。（福井経済新聞）

　ランキングは1月1日から6月30日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位は以下の通り（カッコ内は掲載日）。

1. 福井・越前市にサウナ専門店　野球選手が「ととのう」体験に感動し起業（4/6）

2. 福井・敦賀の高校生が歌手デビュー　地元民謡に「未来志向」の歌詞盛り込み（4/22）

3. 今秋開催の福井の野外フェス、第2弾発表　新しい学校のリーダーズら4組（5/24）

4. 福井のアイドル「さくらいと」、初のサンドーム単独公演　ファン2500人魅了（4/29）

5. 福井・鯖江に茶の専門店　200種そろえ、初の店舗限定商品も（6/11）

6. 福井・越前市発のアイドルが新曲MV　地元の名所でロケ、笑顔生き生きと（5/8）

7. 福井駅西でアカペライベント　「ハモネプ」優勝グループら18組出演（5/28）

8. 福井駅西「FUKUMACHI BLOCK」開業へ　街中にぎわいの核に（3/14）

9. 商業施設「くるふ福井駅」開業　運営者「他の商業施設との連携視野に」（3/16）

10. 福井にチョコレート専門店　呼び物は直径28センチのピザ大チョコ（2/3）

　1位のサウナ専門店は3月中旬にオープン。軟式野球マスターズ日韓大会代表選手という経歴もある店主が、自身の「ととのう」感覚の体験を基に独立開業した。店内には男性用、女性用それぞれのフロアを設け、「サ活（＝サウナ活動）」人口の拡大を図る。

　8位、9位には、今春延伸開業した北陸新幹線関連のニュースがランクインした。3月中旬に一部先行開業した福井駅西の「FUKUMACHI BLOCK」は、ホテル・オフィス棟、駐車場棟、マンション棟の3棟で構成する再開発エリア。事業に取り組む福井駅前電車通り北地区A街区市街地再開発組合（大手3）は8月、町開きと銘打ったエリア一帯でのイベント開催を予定する。

　ランキングトップテンの半数をエンターテインメント関連の記事が占めた。今年で5回目となる福井市中央公園での野外音楽フェス「ONE PARK FESTIVAL」は、新しい学校のリーダーズ初出演の話題など、SNSでのシェアが広がったこともPV押し上げの一因となった。

　ランク外には、11位に「ペヤングソースやきそば」と福井のソースカツ丼の老舗とのコラボ商品、12位に県内路線バスでのICカード切符導入、13位と18位に北陸新幹線開業に合わせて営業を始めた並行在来線鉄道会社「ハピラインふくい」、19位に福井弁が口癖という坂井市公式キャラクター誕生などの記事が続いた。